Kingyo.com – 植村養魚場

ここから金魚と百姓仕事の発信をしていきます。目指すは、金魚と農産物のコラボ、幸せな循環です。

金魚

事業見直し

金魚&田畑のコラボを掲げてやってきましたが、循環事例は池の泥を肥料にした程度。
双方向で循環させるには程遠く、「コラボです」、「循環です」とは恥ずかしくてとてもいえません。

実情に合わせ、当面はコラボを前面に出さず、個々の事業の最適化を目指すことにしました。

もちろんできることはやるし、共生(コラボ、循環)の思想は外しません。

ここでFBの植村養魚場のページの更新をやめます。
自然と向き合う時間を長くして、日々を精一杯過ごしていくことに集中します。

師匠の死

義父との繋がりで金魚を教えていただいていた師匠が突然亡くなった。

先日、琉金の選別を教えに我が家まで来ていただき、妻と一緒に教わったばかり。

まだ60代の半ば。これからゆっくりといろいろ教えて貰えると思っていた。

残念で残念でしょうがない。

今までの教えを胸に、精一杯頑張っていくのが何よりの供養となる。

 

 

 

琉金

今日から琉金の選別を始めました。
そろそろ始めないと、とは思っていましたが、くず(規格外)の引き合いがきて急ぐことになりました。

新規参入は、既存養家が嫌うところから入るしかありません。
よく考えれば当たり前のことでした。

さあ、がんばりましょう!!

営業

昨日メダカの師匠に尋ねたのだが、やはり売れてないと。
アベノミクスは我々には無縁のようだ。

大先輩が売れてないのに私が売れないのは当たり前。
しばらくは我慢だと。

一つわかったのは待っているだけではどうしようもないこと。
ものができれば、値段に拘らなければ、引き合いはあるだろうと楽観視していたが甘くはなかった。

自営業では営業も大事(いやそれがポイント)とは一般論としてわかっているが、職人になりたいと飛び込んだ世界は、早くも方向転換を迫られるのか。

考え直して少し動いてみるか。

売ってナンボなんですが…

7-8月は金魚屋が一番忙しい時期です。でも私はそれほどでもありません。

理由は、売り先がないから、、、
販売作業(魚を集める、移動させる、数を数える、出荷する)がないためです。

今までの販売及びこれからの予定は僅かに4件。
去年まで辛うじて繋げた町内会等の小口のみです。
全部併せても売り上げ2万円もいきません。

まずは育てることと思い、また言われやってきました。
ものさえできれば何とかなると思っていましたが、周りの金魚屋が繁忙を極める中、完全に取り残されています。

過去の大口の得意先は全て失っています。
今更、そこにお願いすることもできません。
また、同じ品質の金魚ができているのか自信もありません。

売り先を探すのも大事ですが、まずは金魚の育成に専念しようと思います。
そして自信が持てたら売り先を探しましょう。

最悪、全部が残って来シーズンまで持ち越してもいいじゃないですか。
焦りは禁物です。

メダカの天ぷら(仕事の夢、、でもないか)

金魚が出てくる夢をみた。奇妙だけど、妙なリアリティーがあった。

場所はどこかの金魚池。金魚先生のS氏、K氏、M氏と一緒。

まず私は琉金の選別をしているのだか、選別して放した琉金は、立派な水泡眼。
おお、間違って稚魚をくれたのか、ラッキーなどと有頂天。
(この大きさまで気付かないのもおかしいのだが…)
ただ入れた場所の底が深くて、これでは掬えない、ちゃんと網を使わないとと、
K氏より指摘をうける。

次はメダカの選別。M氏が大きいのを掬った先からなんと天ぷら鍋に投入!!
躍り食い(揚げ)状態。小魚だから案外美味いのかもと妙に納得してます。
なんか凄いごちそうのような気が?!

さてこれらは何を意味してるやら。

二度目の出荷

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二度目の出荷です。今回は運送便を使って小田原まで。

かろうじて繋がっている得意先だけでは作っている金魚全ては捌けません。
金魚の品質に自信がもてないままでは、何処にどう売ってよいのやら。。

今年は育てることが第一と割り切るしかないのか。
実験的に飼って、検証する方法も考えてみるか。

 

 

 

一喜一憂

メダカの池にアオミドロが浮いてました。泣く泣くメダカも一緒にすくって捨てます。

あー、いちいち事に落ち込んでたら仕事にならんな。

落ち込んでる暇あれば手を動かせ、、だな。

防鳥ネットを張りました

魚影が目立つようになってきた小赤の金魚池二カ所に防鳥ネットをはりました。

白鷺が啄んでる目撃情報も寄せられたので、風のある中ネット張りを強行しました。

この作業は一人では絶対できません。妻と共同作業です。

DSCN0943

14/1000

ピンポンパールの魚影が見えなくなって久しく、見切りを付けて池を浚いました。
出てきたのはカメが4匹と、ピンポン14匹。
1000匹の稚魚を流したので、歩留まり14/1000=1.4%
もらった伯父に面目たちません。

リベンジは1年後になります。
農作物も同様のことが多いですが、失敗すると一年がパーになります。
で、リベンジは1年後。50歳スタートの不利はまさにここです。

ここは先人の知恵を学ぶ、記録をして同じ過ちを犯さないことで、
補うしかありません。心して掛かります。