Kingyo.com – 植村養魚場

ここから金魚と百姓仕事の発信をしていきます。目指すは、金魚と農産物のコラボ、幸せな循環です。

2013年

オクラの種取

野口種苗で入手した固定種、香芯五角オクラの種を採り終えました。
前回の採種以降、まだ乾ききって無いものを暫く放って置きましたが、結局割れないまま白くなったもの多くありました。
それでも、来シーズンには十分な量で、一部はシードバンクに回そうと思います。

師匠の死

義父との繋がりで金魚を教えていただいていた師匠が突然亡くなった。

先日、琉金の選別を教えに我が家まで来ていただき、妻と一緒に教わったばかり。

まだ60代の半ば。これからゆっくりといろいろ教えて貰えると思っていた。

残念で残念でしょうがない。

今までの教えを胸に、精一杯頑張っていくのが何よりの供養となる。

 

 

 

琉金

今日から琉金の選別を始めました。
そろそろ始めないと、とは思っていましたが、くず(規格外)の引き合いがきて急ぐことになりました。

新規参入は、既存養家が嫌うところから入るしかありません。
よく考えれば当たり前のことでした。

さあ、がんばりましょう!!

営業

昨日メダカの師匠に尋ねたのだが、やはり売れてないと。
アベノミクスは我々には無縁のようだ。

大先輩が売れてないのに私が売れないのは当たり前。
しばらくは我慢だと。

一つわかったのは待っているだけではどうしようもないこと。
ものができれば、値段に拘らなければ、引き合いはあるだろうと楽観視していたが甘くはなかった。

自営業では営業も大事(いやそれがポイント)とは一般論としてわかっているが、職人になりたいと飛び込んだ世界は、早くも方向転換を迫られるのか。

考え直して少し動いてみるか。

これからのこと

やりたいことを目一杯やって食事とビールがこの上なく美味しい毎日。
誰に気兼ねすることなく、怒られることもなく全ては自己の判断・責任。

だだ残念ながら売り上げはまだない。
ボランティアや趣味じゃないので、これでは仕事とはいえない。
納税の義務を果たしてこそ一人前。

金魚と果樹野菜(加工品)をやっていく方向に間違いはない。
この仕事場で倒れたら本望だと思う。

少しずつでも形にしていくこと
諦めないで歩みを止めないで進んでいくこと
改めて確かめたい。

 

白黒ではなく全て白

先日、大峰への道すがら丹生川上神社下社に寄りました。
一度通り過ぎたのですが、「水の神様」が気になって戻りました。

そこの宮司さんから
・日本人は白黒を付けたがらないのではなく、全て白で見ようとしている
・全ての事象に感謝の気持ちをもっている(貧乏神、疫病神も”神様”)
・自己主張が是とされる昨今の風潮は日本人としては疑問
とのお話をいただきました。

「全て白」のお話には納得するものがありました。
弱肉強食の世界ではきれい事かもしれませんが、とても清々しい考え方です。

なお、ここは神社本庁の所属で、神職は募集されるとのこと。
ただ、全国でも62社しかなく、この縁も神様が選んだ人となるようです。
また訪れたいところです。

ここは初めて飴を作ったとも言われています。
登山にと、その飴を賜りました。

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大峯山寺

新宮山彦のご縁で大峯山寺の護摩供に参加ができました。

自身の大峰奥駈け経験から、これらを何度も行う行者には畏敬の念をもってました。
厳しく己を律する彼らこそ、衆生を救う資格があると思っています。

身内の葬儀で表面だけの儀式を重んじ、手続きや形式を押しつける既存宗教に改めて嫌悪を感じた後なので、厳粛な護摩供に感慨したのは言うまでもありません。

少しでも彼らに近付きたいと、今回は五番関から頂上まで裸足で通しました。
下りは時間に余裕が無かったので靴を履きましたが。。

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罪多きもの

今日、派手泥を被りました。全身泥だらけです。おまけに臭い。

池の水替えをする最終段階で、ポンプのホースが抜けて泥の噴水をまともに被りました。
泥はいいのですが臭い。情けなくて泣きたくなりました。

その前に田ウナギを殺しました。
亀も10匹近く捕りました。
その因業かもしれません。

亀、カエル、田ウナギ…幸せな共存はできないのかなぁ。

売ってナンボなんですが…

7-8月は金魚屋が一番忙しい時期です。でも私はそれほどでもありません。

理由は、売り先がないから、、、
販売作業(魚を集める、移動させる、数を数える、出荷する)がないためです。

今までの販売及びこれからの予定は僅かに4件。
去年まで辛うじて繋げた町内会等の小口のみです。
全部併せても売り上げ2万円もいきません。

まずは育てることと思い、また言われやってきました。
ものさえできれば何とかなると思っていましたが、周りの金魚屋が繁忙を極める中、完全に取り残されています。

過去の大口の得意先は全て失っています。
今更、そこにお願いすることもできません。
また、同じ品質の金魚ができているのか自信もありません。

売り先を探すのも大事ですが、まずは金魚の育成に専念しようと思います。
そして自信が持てたら売り先を探しましょう。

最悪、全部が残って来シーズンまで持ち越してもいいじゃないですか。
焦りは禁物です。

メダカの天ぷら(仕事の夢、、でもないか)

金魚が出てくる夢をみた。奇妙だけど、妙なリアリティーがあった。

場所はどこかの金魚池。金魚先生のS氏、K氏、M氏と一緒。

まず私は琉金の選別をしているのだか、選別して放した琉金は、立派な水泡眼。
おお、間違って稚魚をくれたのか、ラッキーなどと有頂天。
(この大きさまで気付かないのもおかしいのだが…)
ただ入れた場所の底が深くて、これでは掬えない、ちゃんと網を使わないとと、
K氏より指摘をうける。

次はメダカの選別。M氏が大きいのを掬った先からなんと天ぷら鍋に投入!!
躍り食い(揚げ)状態。小魚だから案外美味いのかもと妙に納得してます。
なんか凄いごちそうのような気が?!

さてこれらは何を意味してるやら。