妻の実家が大和郡山(奈良県)で三代続いた金魚養家で、姉妹二人で後継者が無い。
 これも何かの縁とサラリーマンの合間に手伝う内に後継者に名乗り出たが、 妻にも義父にも反対された。もちろん実父母も反対だ。
  仕事はきついし、汚い。注文は減る一方で廃業が多い。
だが、私は大真面目である


 収入は読めない。安定もしていない。ただ、改善や工夫の余地は無限にあるように思える。後半生を賭ける価値は十分にあると信じている。

 ドメインに興味を持って探してみたら「kingyo.com」が空いていた。
 「これは神の啓示だ!」と、金魚屋へ道を確信した。
 自立までの道のりはまだ遙かであるが、いずれはこのページから大和郡山の金魚を世界に発信したいと思っている。

 金魚屋としての私の未来は有るや否や。
 金魚屋へ辿り着くまでの奮戦記をリアルタイムで、ご覧あれ。



●ホームページ開設の意図
  1. 飼う側・売る側のページは散見できたが、生産者のページが無かった(錦鯉はあった)
  2. インターネットで金魚養家の新しい可能性を探る
●解説記事について
  1. 知識は全て義父から得た物
  2. かなり地域性があると思われる

(1999年8月16日)


(2006年9月23日)
HP開設より7年の時を経て、kingyo.comを取り巻く環境も大きく変わった。
今では金魚屋HPは検索するとかなり出てくる。kingyo.comで検索すると風俗系も混ざってくるが・・。。基本となるドメイン(kingyo.com)を持っている者として、先見の明を信じ、それらに負けないようにしていかねばと心新たにしている。